なるいのDRM進化論

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アップルのSteve Jobsの有名な反論は「iPodの中にある音楽のほとんどはCDなどからのリッピングでネットから、有料無料を問わず、ダウンロードされたものは数%に過ぎない」というのがある。これは事実だろう。実際私の16GのiPhoneの中も、ほとんどがCDからのリッピングだ。デジタルコンテンツビジネスの先頭を走る音楽コンテンツがこういった状態なので、ネットで配信される映画やビデオコンテンツましてや電子雑誌や電子書籍などはコンテンツビジネス全体から見れば本当に微々たるものだ。
もう一つデジタル記憶媒体の話で最近注目されるのがフラッシュメモリーの急激な低価格化だ。1GB100円という声が聞こえて来ている。これもかなり革命的なことだと思う。1GBあれば標準画質の映画ならば十分入ってしまうし、音楽や書籍系のコンテンツならばかなりの数を入れることができる。そのコストが100円だとういうのだ。もちろんこれには従来の媒体はCDだろうがDVDだろうがかなわない。さらに書籍系のコンテンツの媒体としての紙の費用対効果も大きく凌駕している。容量だけを見ればDVDはまだ対等に勝負できるかもしれないが、USBやSDメモリの扱いの容易さを考えるとDVDもおちおちしていられなくなってきた。もちろん、FlashメモリとCDやDVDではコンテンツのコピーの仕方が違うので、大量に同じパッケージを作る場合にはCDやDVDに軍配が上がる。一方、書き替えが容易にできるFlashメモリの場合は少数またはOn Demandの用途に最適だ。そして世の中のコンテンツ市場を見ると、何百万部と売れるようなコンテンツはほんの一握りで、その他の多数はいわゆるロングテールを形成している。このブログ記事を参照しているブログ一覧: 謹賀新年、正月にかけて考えたこと。(その一)
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