なるいのDRM進化論

成井秀樹のKEYRING通信

ITmediaのオルタナティブブログにもより幅広い話題で執筆しています。
抄録をこちらに載せていますので、ご興味ある方はITmediaの方もご覧ください。

2011年1月アーカイブ

ソーシャルリーディングってどう考えたらいいのだろうか?読書体験の共有って言うけどよく分からないねえ。

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上の画像はCOPIAにログインした状態

電子書籍の広まり(日本じゃ全然広まっていないけど)とともにソーシャルリーディングって言うことが言われるようになってきた。具体的に何を指す言葉なのか曖昧だが、電子書籍先進国であるアメリカのサービスでCOPIAと いうのがある。電子書籍をベースにしたSNSと言っていいだろうか。早速登録してみたが、まだよく分からない。Dan BrownのThe Lost Symbolを試しに登録してみたが、誰とどのように繋がっているのか不明だ。サービスについてCOPIAは、With social features built in, eBooks become weBook.と言っている。要するにEbookをベースにして議論したり、推薦したり、仲間になりましょうってことらしい。

日本では既存の読書SNSとして、ブクログ読書メーターなどがある。どちらもWeb上に自分の書棚を公開して同じ興味を持つメンバー同士でコミュニティを作ろうってものだ。これらのサービスは電子書籍とは直接関係なく読むのは紙でも電子でも関係なく、読書の体験を共有することを核にしたSNSだ。

アメリカには昔からBook ClubまたはBook Discussion Clubという組織があり、そこを通じて読書に触れるという習慣がある。定期的に集まって自分の読んだ本や読もうと思っている本について発表したり議論し たりするものらしい。Discussionを議論と訳すと固いが、お話しましょうってことだろう。中にはいわゆる輪読と言った形式もあるのだろう。広義の Book Clubにはこういった活動を通して本を販売することを目的とした組織もある。なんでもありのClubもあれば、カテゴリを限って、ミステリやハーレクイ ンなど共通の興味にしたがったClubがたくさんある。こういった文化の背景があるのでSocial Readingといっても合点がいくのだろう。

こうしたClubがメディア化して、ラジオやテレビの番組になったりもしている。インターネット時代に入ると、独立系のサイトがたくさんできたりし ているが、やはり一番多くの人が集まるのはFacebookのコミュニティだろう。日本にもBook Club的なものはあるのだろうが、活発なものは少ないようだ。Mixiの中にも読書系のコミュニティがたくさんあると思う。また、こうした固定的な会員 同士のコミュニティとは別にTwitterなどの柔らかい流動的なハッシュタグで繋がったコミュニティもある。

ということでソーシャルリーディングとは何も電子書籍の専売特許ではなく、読書体験をベースにして繋がりましょうということだろう。もちろん電子書 籍になればよりダイナミックにコンテンツとコミュニケーションが一体となった体験を実現できる。ここが電子書籍の発展とともにソーシャルリーディングにつ いて活発に語られるようになった原因だろう。

私の専門であるDRMの立場から言うとコンテンツのどこまでをどのように引用していいものかなど課題があるのだが、それは小さな話でいかようにも解決がつくことだろうと思っている。

KindleにはPopular Highlightといってユーザーが引いたアンダーラインを共有できる仕組みがある。残念ながら自分はKindleでそんなに読んでいないことと、読む本が偏っているので、他人が引いたアンダーラインに出会ったことがまだ無い。

読書ではないが、日本にはニコニコ動画というソーシャルウオッチングの優れた仕組みがある。動画を共有しながらコメントを共有することができる。あ まり創造的で意義のあるコメントというのを見たことがないが、くだらないコメントであっても動画をベースにした体験の共有と言えるだろう。

電子書籍がSNS的なものと連動していく仕組みは今後どんどん開発されてくるだろう。これに紙媒体の書籍も統合されて面白いサービスが出てくることを期待する。

アメリカの2010年の音楽産業を見る。CD販売は減少を続け、ダウンロード販売は停滞している。一体何が起こっているのか?

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Screen_shot_20110117_at_15253_am
音楽データのダウンロードサービスにはいろいろな側面がある。通常のiTunesやAmazon MP3による音楽データの販売だけでなく、デジタル音楽には次のような配信がある。

アーティスト本人による無料配信
より多くの人に知ってもらうために作者自身が無償で楽曲を配信する例がある。

購読(Subscription)
iTunesやAmazon MP3では曲単位またはアルバム単位での購入ができる。一方、MagnatuneやNapsterまたはRhapsodyなどでは購読方式でサービスを提供している。そこでは固定額で無制限に楽曲のダウンロードができる。

クリエイティブ・コモンズ
一部のアーティストはクリエイティブ・コモンズのポリシーに基づいて楽曲を配信している。ここではアーティストは自分の曲の使われ方を細かに指定することができる。このポリシーに基づいて使われたり再配布される曲はすべて正当な利用にあたる。

不正ファイルシェアリング
CDなどからリッピングしたり、またはDRMフリーの曲をダウンロードしたものを作者の許諾を受けずに再配布したりする行為は不正な利用である。

2010年の米国音楽市場のデータが各所から発表されている。まとめるとCDやDVDの販売は引き続き落ち込み、デジタル配信が増えているが売上は 停滞している。パッケージ系の販売とダウンロード系の販売は明らかに交差を初めている。ただし、難しいのはこういったデータの中に上記の数字をどのように 加算するかということだろう。というか、実際にはこのような数字はほとんど考慮されていないだろう。もちろん不正な形でのダウンロードやシェアリングはこ ういった統計には乗らないし、それ以外の無料で配信されているものや、再配布が認められいるものなど、もともと統計には乗らないデータだ。

音楽市場の規模という時、通常は販売されているものの金額を測るし、数量で語る時も販売数が基準になる。ここ数年の市場を見るとCDが落ち込みデジ タルはそれを補完できていない。これまでのメディアビジネスの常識から言えばあきらかにこれは市場の衰退である。しかしながら、最近の音楽市場を見ると、 明確なビジネスモデルの変化が起こっている。CDやデジタルに拘らず楽曲データを売ることだけがビジネスではなく、関連する全ての要素を含めてビジネスと して考えようとしている。コンサート、イベント、TVや映画化、広告での利用、あらゆるグッズの販売など多岐に渡っている。CDを売ることやダウンロード 配信を売ることは多くのビジネスチャンスの一つに過ぎず、コンサートやイベントへの集客の為ならば無償で新曲をダウンロードさせることなどは当然のことと なっている。

こうなってくると、CDやダウンロード販売の金額を測るだけではまことに片手落ちであろう。もっと広範囲な形で音楽産業の規模を測る必要がある。こ ういった先輩メディアである音楽産業の動きを通して見ると、出版業界はどう動くのだろうか?同じように推移しているとも言えるし音楽と出版の違いも明らか になってきている。(今日はここまで)

新しいePUBリーダー二つを紹介する。こういった新しいリーダーソフトが自由に作れるところが標準フォーマットの真髄。

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新しいePUBリーダーがいろいろと出てきているが、その中から注目の二つを日本とアメリカから紹介する。このようにいろいろなところから次々にリーダー が開発されてくるところが標準フォーマットの醍醐味だろう。日本でも早くEPUBでの電子書籍が多く出てくることを期待する。

bREADERをiTunesから抜粋して紹介する


bREADERは青空文庫などの電子書籍を読むためのiPhone/iPod touchアプリケーションです。縦書き、横書き、オートスクロール表示など自由なスタイルで本を読むことができます。

-ePubファイルのテキストの表示とマージンに係わる基本的なcss属性をサポートしています
-スタイルシートを用いたカスケーディングも可能です
・表示関連機能(青空文庫形式、ePub形式)
-縦書き表示、横書き表示を切り替えることができます
-オートスクロール機能で画面に触れることなく本を読み進めることができます
-読書中に設定画面を呼び出すことなくいつでもで文字サイズや行間を調整できます

青空文庫ビュアーを拡張してePUBをもサポートしている。ePUBコンテンツを縦書き表示してくれる。試しにインプレスが始めたOnDeckとい うEPUB形式の雑誌を読んでみた。見たところちゃんと縦書きで表示しているようだ。(下の画像参照)OnDeckは横書き前提で作られているはずだが、 ちゃんと縦書き表示もできている。その他の機能としては文字サイズの変更がStanzaのようにピンチ操作でできるのもいい感じだ。

Bookwormはオライリーが進めているオープンソースのプロジェクト。ePubファイルをアップロードして管理できる。Webブラウザ上で閲覧することができる。Bookworm上で閲覧するのはもちろん、各種リーダーへのダウンロード機能も備えている。

オライリーは積極的にEPUBによる新しい書籍閲覧インフラを進めている。このようにWeb上で書庫管理できてブラウザーですぐに読めるところがい い。やはりOnDeckを登録してみた。(下の画像参照)ブラウザーでのおそらくWebkitを使っての表示なので専用のリーダーソフトのような表示には ならないが、今のところPC上ではこれでもいいかと思う。PC上でEPUBを読むにはAdobeのDigital Editionが標準ということになっているが、正直言ってDigital Editionで読む気にはならない。段組など機能は多いのだが、表示自体が読ませることを意識しているとは思えない。(下の画像参照)

画像はそれぞれ上から、bREADER、bookworm、Digital Editionでの表示。bREADERはiPhone対応のものをiPadでx2表示したものなのですこしぼけている。

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DRMとビュアーの関係。DRMの標準化はあるのか?ビュアーとDRMの組み合わせが電子出版の多様性を生む。

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だいぶ前に(つづく)として終わっていたものを続ける。前回は電子書籍のフォーマットの統一という課題について触れた後、それに対応してビュアーやDRMの統一ということが意味あるかというところまで述べた。

そ して次がDRMだ。PDFやiPadなどの標準フォーマットを使ったコンテンツでも、その方式をサポートする端末間で互換があるわけではない。iPadで 買ったePubコンテンツをSony Readerで読むことはできない。それぞれ、コンテンツには何らかのDRMが施されているからだ。ただし、Kindleで買ったAZWコンテンツを iPadのKindle for iPadで読むことはできるし、今後AmazonがePubコンテンツを販売はじめた時にも同様だろうが、そのePubコンテンツをAppleの iBook Readerで読むことはできない(と思う)。別の言い方をすれば、そのコンテンツが読めるかどうかは方式だけでなく、DRMとビュアーの組み合わせが決 め手となる。そしてこれはベンダーのビジネスモデルと密着した事柄なので、誰かが業界で統一しましょうと言っても無意味な話である。

音楽コンテンツと違って、書籍や雑誌コンテンツはより多様性に富んでいる。音楽は基本的にスピーカーやヘッドセットで聞くということが消費の形態で あるのに対して、書籍や雑誌の場合はそのように単純化したビュアーを定義することはできない。フォーマットは統一される必然性があるが、読書端末やPad 系端末などハードウェアとしてのビュアーやアプリケーションとしてのビュアーも含めて、いろいろなものが開発され進化していくことが期待されている。

例えて言えば、AdobeのPDFフォーマットは画像の高品質でのポータビリティを達成する技術として卓越していて、完全な業界標準として定着した フォーマットで、それを閲覧するためのビュアーソフトとしてのAdobe Readerはコンピュータの世界では標準ツールになっている。PDFがビジネスやデザイナーのツールとして使われていた時代はこれでよかったが、PDF を電子書籍フォーマットとしたときにAdobe Readerだけがビュアーで良いとは思われない。同じPDFフォーマットを使いながら、もっと便利でリッチな体験を提供するビュアーができるはずだ。実 際に電子書籍の世界ではPDFを入力フォーマットとして使いながら、Flashの技術を使ったりしたリッチなビュアーがたくさん存在する。同様に iPhoneやiPad用には様々なビュアーソフトが開発されている。AdobeもDigital Editionを用意して、よりリッチな読書体験を提供しようとしている。

DRMはそのもともとの趣旨からしてビュアーと共に動く仕組みだ。権利者の意図に基づいた閲覧をユーザーに提供するにはビュアーと一体となった DRMが必要だ。そのDRMが標準化されたとすると、コンテンツの配信や閲覧の仕組みが画一的なものになってしまい、せっかくのデジタルコンテンツの多様 性を阻害してしまう。現在市場にある多くの電子出版プラットフォームの中でAmazon Kindleが一番理想的に見えるのも、Kindleビュアー(Kindleだけでなく異なる端末上のビュアーソフト)によって、ユーザーにDRMによっ て縛られているという感覚を感じさせることなくコンテンツの消費を楽しめるプラットフォームを提供しているからだ。かと言って、AppleやGoogle のEbookサービスが同じKindle DRMを使ったら良いわけではない。それぞれビジネスモデルも違うし共通化する意味は無い。ビュアーとDRMの組み合わせが電子出版の多様性と発展進化を 支えるものだ。

Amazonのアーティストセントラルと著者セントラル。Amazonの強さの秘密のひとつがここにある。

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上の図はAmazon(日本とUS)のサイトからクリップしたアーティストセントラルと著者セントラルの例。USのサイトからは私の好きなDan BrownThomas Harris。日本からはランダムにDreams come trueAKB48、それに村上春樹村上龍のお二人だ。小さくて見えないかな?ということでそれぞれの名前に各ページへのリンクを貼っておく。ドリカム以外は私の好みではないのだが、有名だということで参考に使わせていただいた。

日本では昨年の8月末から始められたAmazonのサービスだ。アーティストセントラルも著者セントラルも考え方は同じで、Amazonに一つでも 作品(CD、DVD、書籍)が登録されていればその作品の著者や代理として出版社などがそれぞれのページをAmazon内に編集して登録できるというもの だ。それぞれ別に著者サイトやブログを持っている場合でも、このようにAmazon内に自分のページを設けて、作品を紹介したり自分について語ったりメッ セージを発信できるというのは大きな意味がある。

Amazon内の著者ページストアに行くと積極的に情報発信している作者がリストされている。簡単なプロフィールを載せているだけの人も多いが、自ら作品について語ったり、作品の一部を動画で紹介したりしている作者も増えて来ている。

従来のアナログ媒体(紙やCDなど)でも電子媒体でも同じことだが、コンテンツをネットで販売する際に一番重要なのはそのマーケティングである。コ ンテンツをAmazonやiTunesなどのように、どんなに有力なプラットフォームに登録しようとも、それだけでは無数のコンテンツの中に埋もれてしま う。また商品リストに付けられる説明や解説だけでは、その商品を積極的にユーザーに訴求することはできない。つまり、作品そのもの以外に様々な形での情報 発信が必要になってくる。それらが有機的に繋がって最終的にAmazonやiTunesに誘導される。作者または出版社がおこなうブログやTwitter での日頃からの情報発信が非常に大切になってきている。そういった情報発信の場所を自らが影響力のあるサイトであるAmazon内に置くことでSEO効果 が抜群に上昇する。

私がピックアップした人たちはもうすでに名が売れているので、べつにAmazonのセントラルが大きな意味を持たないが、他の99%のアーティストや著者たちにはこういった行為が決定的な意味を持つ。

アメリカの場合はFacebookが大きな役割を果たしているが日本にはそれに相当する場がないので、ことさらにAmazonのxxxxセントラル は重要な意味を持っている。またアメリカの出版社やエージェントと呼ばれる人たちの大きな役割がこういったネット上の情報発信をどのように効率的に行うか にある。日本ではまったくこう言ったことが出版の機能として行われておらず、意欲のある、またはモノ好きな作者の個人技に任されている。

今後日本でも電子出版が本当に立ち上がることを切望するが、その時こういった周辺のサービスが重要になってくる。アイドックのDRMをベースにした ソリューションも単に電子コンテンツの流通を支援するだけでなく、マーケティングや広告としての電子コンテンツを支援するものでありたいと考えている。アイドックのサービスはこちらへ

ゼロサムでは無いということ。紙と電子、出版の行方は。新しい価値の創造が求められている。

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毎年秋も深まると街路の銀杏は葉を黄色くし、その葉は地上に落ちて朽ちていく。何年もの間、出版業界はマイナス成長を続けている。先進各国が成長の鈍化またはマイナス成長に耐えているのと似ている。これをあたかも補うかのように電 子媒体による出版が立ち上がりつつある。これが問題だ。どう考えても電子出版は紙媒体の出版の落ち込みを補うことはできない。このことは出版界の人たちは 分かっている筈だ。しかし、こういった自らの状況を正確に冷静に判断するのは非常に難しいようだ。だれでも自らがやってきたことが衰退していくのみで救い が無いということは信じたくない、信じたくないと思う気持ちがありもしない救世主を見つけてしまう。たまたま紙媒体のビジネスが先細って行く時に同期を とったように電子媒体のビジネスが立ち上がって来たので、人は「ああ、紙が減って電子に置き換わるのだ」と勘違いしてしまうのだろう。

実際、これはとんだ勘違いで、紙が減るにしたがって電子が増えるのでは無く、実は両者は大した相関関係を持たずに動いているようだ。大きな流れとし ては紙が減るのに呼応して電子が伸びるように見えるが、電子が紙を補完するという望みは起こりえない奇跡を信じることに等しい。経済学で言うところのゼロ サム社会、

経済成長が停止して資源や富の総量が一定となり、ある者が利益を得るとだれかがその分だけ不利益をこうむる社会。米国の経済学者サローの用語。
で は無く、非ゼロサムまたはマイナスサムと呼ばれるゲームが進行している。参加者全員が敗者となるゲームだ。競馬などのギャンブルでは、敗者から集めた金を 勝者で分けるため、原則としてゼロサムになる。非ゼロサムの代表は株だ。上がる時は全員が上がり、下がる時には全員が下がる。株価が上がれば時価総額が増 え、その増えた分だけ価値が生まれている。上がる時には時価総額が増えた分だけみんなが得をし、下がる時には時価総額が減った分だけみんなが損をする。 この悲劇的な状況から脱するには、土俵を変えるしかない。新しい価値の創出をしなければならない。出版という会社の株価を上げなければならない。出 版界にはそれが求められているのだと思う。紙を電子に変えただけでは先細りを防ぐことはできない。コンテンツビジネスに対する考え方を180度とは言わな くても90度変える必要がある。音楽や映像などの同じコンテンツビジネスの進化は出版界にとって大いに参考になる。CDもDVDも売れなくなってダウン ロード型のコンテンツ配信に置き換わって来た。だが、そのダウンロード型のビジネスはCDやDVDといったパッケージ型のビジネスの落ち込みを補うことは なかった。補っているのはコンサートやイベント、その他のグッズの販売、または広告などによる他のビジネスとの連携などだろう。果たしてその総和がプラス になっているのかは分からないが、音楽業界がそちらの方向を見ているのは間違いなさそうだ。(つづく)

「三島由紀夫 幻の遺作を読む」もう一つの『豊饒の海』?ちょっと違うな。

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正月に読んだ新書の中からの一冊。三島由紀夫 幻の遺作を読む もう一つの『豊饒の海』 (光文社新書) [新書]

三島本は数限りなくあるがまたまた題名に惹かれて購入。膨大に残された三島の「豊饒の海」に関する創作ノートを読み解き、唯識や阿頼耶識といった仏 教思想を絡めながら、第4巻「天人五衰」の別版を仮想する。三島は豊饒の海の執筆に沿って23冊もの創作ノートを残している。「春の雪」「奔馬」「暁の 寺」「天人五衰」の4巻を昭和40年から45年の自決までの間に執筆した際にその構想や詳細のデータの他に並行して行われた盾の会の活動や自衛隊への体験 入隊などのことも書きこまれている。作者はこの創作ノートで特に最後の「天人五衰」について本作との違いが大きいことに眼をつけて、創作ノートに基づいた 仮想の第4巻を試みる。内容は本作とは全く違ったもので、月修寺での聡子と本田が対峙しての結末も失われている。

作者の井上氏は長年に渡って三島を研究してきた専門家である。三島作品を創作ノートまで含めて読み込んだ上に熟考を重ねている方なので、その見解に ついては尊重するが、三島本人が自決してしまったからにはだれも反論できない状況で、残された創作ノートを根拠に別版を作ることにどういった意味があるの だろうか。透の存在や転生の真実についてはそれぞれ読者に判断が任されている部分があったし、結末の聡子の述懐も小説の終わりとしては極めて妥当なものだ ろうと思っている。豊饒の海全体は壮大な構想に基づく幻想小説だと思うが、それを変に理屈づけて凡庸なものに変えて見せる必要はない。もともと創作活動は 複雑な精神活動に基づくものだと思う。特に数年に渡って書き続けられる長編になれば、その間に様々な心理的な葛藤や変節があって当然だろう。特に三島の場 合は並行して、最終的には自決にまで自分を追い込む極端な行動の時期でもあった。三島の思いは創作ノートなどに書かれたものをはるかに凌駕しているだろ う。

小説だけでなく芸術作品というのは作品として残されたものが全てで、その過程で何が起きたかとかノートに何が書かれたかなどは補完的な資料でしかあ りえない。もちろん井上氏の本意は第4巻の別版を提示することではなく、それを通して三島の考えたことを示したかったのだろうが、あきらかに第9章はよけ いなお世話である。かつてMozartの遺作Requiemの未完の後半をジェスマイヤーが凡庸に補作したり、Beethovenの第5交響曲にシンド ラーが勝手に「運命」と表題をつけたりしたことが思い出される。当人たちに悪気は無いのだろうがよけいなお世話である。ジェスマイヤーもシンドラーもとも に最も彼らの仕えた芸術家のことを一番知っていると信じてのことだが、どちらも無意味であるだけでなく作品を毀損するものでもあった。

内容(「BOOK」データベースより)
三島由紀夫は昭和四十五年十一月二十五日、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺を遂げた。その死の当日、遺作となった小説『豊饒の海』の第四巻『天人五衰』 の最終原稿が、編集者に渡された。ところが、「創作ノート」と呼ばれる三島のノートには、完成作とは大きく異なる内容の最終巻のプランが検討されていた。 近年、調査が進んだ「創作ノート」と、『豊饒の海』の重要なテーマである仏教の唯識思想に基づいて、三島が検討していた幻の第四巻の作品世界を仮構し、そ こから三島の自死の意味と、三島文学が書かれ、かつ読まれた場である戦後日本の時空間について再考する意欲作

ところで三島の最後の時期について書かれたものでは椎根和氏の平凡パンチの三島由紀夫 [単行本]の 方が圧倒的に面白かったし三島の最晩年を垣間見ることができる。椎根氏が三島の最後の三年間を平凡パンチの担当編集者として多くの行動を共にした記録だ。 もちろん井上氏の作品と椎根氏の作品はまったく違った趣旨のもので比べる必要も無いものだが、豊饒の海を書きつつ三島がどういう生活を送っていたかを知る のは大変興味ふかいことだ。

内容(「BOOK」データベースより) 1969年、あの狂乱と闘争の季節。平凡パンチ誌の最後の三島番記者が、自決まで三年間の肉体と精神の素顔を明かし、自衛隊乱入事件の「真実」に迫る。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 椎根 和 1942(昭和17)年2月9日福島県生まれ。早稲田大学卒業。元編集者。「平凡パンチ」「anan」編集部勤務、「POPEYE」編集長、「日刊ゲンダ イ」「Hanako」「relax」などの創刊編集長として編集畑を一貫して歩く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

インプレスのEPUBマガジン OnDeckを読む。EPUBによる出版の幕開けか!

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12月22日にインプレスR&DからOnDeckという名のEPUBフォーマットによる雑誌が 創刊された。これまでにもEPUBの雑誌の例はあるが、メジャーな出版社からの定期刊行物としては初めてだろう。内容は基本的には電子書籍、電子出版につ いての話題と情報発信だ。EPUBなのでページという概念は無いのだが、PDF版も用意されているのでそちらを見ると78ページだ。面白いのはEPUBを 読めない環境のためにPDF版を用意してあるということなのだが、その制作方法が普通と違っていて、まずEPUB版を作りそこから簡易的なPDF版を作っ たらしい。そのためPDF版といっても全て画像で拡大するとブロックノイズが見られる。あくまでもEPUBで配信する電子雑誌なのであって、PDFは補完 的なものだということだ。

内容の中では、創刊号ができるまでというOnDeckのメイキングが担当者によって語られているところが面白い。本格的なEPUBによる雑誌を始め るまでの苦労と試行錯誤が率直に語られていて同様のことを目指している人には大いに参考になるだろう。まずEPUBで作る時に台割をどうするかというとこ ろから始まって、画像の扱いをどうするか、SVGなのかJPEGなのか、表組やフォントをどうするかなど、紙の出版をしてきたチームがEPUB出版を始め る時にぶつかる問題が具体的に説明されている。

EPUBということでまずはiPadのiBooksやStanzaで読んでみる。両者ともそれなりにこなれたEPUBビュアーなので大きな問題はな いが、自分の好みで言うとStanzaの方が自然な感じで好きだ。他にはMacのAdobe Digital Editionで見たが、これはいただけない。なぜPC用の優れたEPUBビュアーを誰も出さないのだろうか?これは疑問だ。Digital EditionはEPUBを表示するだけでなく文字の大きさによって段組表示もするのだが、操作性や全体のデザインなどIOSでのビュアーに比べると格段 に見劣りしてしまう。自分では試すことができなかったが、関係者の話ではAndoroid系のEPUBビュアーが一番よかったとのことだ。(ビュアーの名 前は失念してしまった。)

今後EPUBとWEBの垣根がどんど低くなりEPUBの表現力が高まってくると、これまでは難しいとされたグラフィカルな雑誌でもEPUBでという ことが現実化してくると思われる。現在はまだEPUBの表現力が乏しいのでPDFや他の画像にしたり固有のアプリケーションを作ったりということが行われ ているが、今年一年でここいら辺は大きく変わっていくだろう。アイドックではbookendでEPUBをサポートする予定だ高付加価値のEPUBコンテンツが出されるようになるとDRMのニーズも高まって来る。

下の画像は上から、Stanza、iBooks、Digital Editionでの表示の様子。

Stanza2


Ibooks


Dijital_edition

山田泰氏の『「最後」の新聞」』を読む 新聞というメディアの可能性を再発見

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正月休みにまとめて読んだ新書の中の一冊。「最後」の新聞というタイトルにひっかかった。以下はAmazonからの引用
「最後」の新聞 ~サッカー専門紙「エル・ゴラッソ」の成功~ (ワニブックスPLUS新書) [新書]内容紹介 日本初、ワン・アンド・オンリーのサッカー専門新聞「エル・ゴラッソ」紙。

創刊6年で、週3回、発行部数20万部を誇るスタイリッシュなこの新聞は、製作・流通・読者開拓で、宅配&駅売り・DTP製作・地方在住の契約ライター群による取材網など、新旧のシステムを大胆に併用し、紙で作られた「新聞」の最終進化形を示しています。

同紙の創刊者が綴るサッカーへの愛と、自由なメディア実現のサクセス・ストーリーが、勇気を与えてくれます。
内容(「BOOK」データベースより)
「サッカーだけが載っている新聞を新しく作れないか?」2002年日韓ワールド・カップの決勝戦の日、閃いたこのアイデアを実現させるために、"ずぶの素 人"が、新聞発行に向けて猛進し、遂には週3回発売、発行部数20万部の「エル・ゴラッソ」が出来あがります。世の中では、すでに新聞メディアの衰退、危 機が囁かれて久しく、そんな時代に、なぜ敢えて、どのような方法で「新聞」は甦ったのか。いや、それは、本当に「新聞」の再生なのか。

最近は新聞といえば雑誌と同じようにビジネスモデルが崩壊して急激に存在感を失いつつあるメディアとして取り上げられることが多いが、その中でこの タイトルに惹かれて読んでみた。タイトルからはまた廃れいく旧メディアの話かとおもいきや、新聞って捨てたものでは無いという若者の提言だった。ワールド カップに刺激を受けてサッカー情報のメディアを始めた山田氏がネットではなく敢えて新聞という古いメディアを使って情報を発信始めた話だ。新しく新聞を作 るにあたって従来の新聞の組版の仕組みを使わずに雑誌制作の手法で始めた経緯や、新聞の読者に対して「経験・体験」(エクスペリエンス)を与えるのが使命 という発想が新鮮だ。

「ゼロベースから作れば、新聞は成功する」と山田氏は強調する。新聞を完成された流通ネットワーク機能を持った優れた媒体であると評価している。確 かに前日の深夜から早朝にかけて紙面が作られて、印刷、配送されて翌朝には読者に届いているというシステムは他には無いものだ。ネットワークが発達して Web上での情報はもっと素早く安く届けられているのは誰でもが知っていることだが、新聞というパッケージメディアの老舗の再評価は新鮮だ。「エル・ゴ ラッソ」というサッカー情報紙を見たことは無いが、この本で紹介されている写真を見ているとなかなか魅力あるようだ。

専門性の高い情報をパッケージしてターゲットされた読者に届けるというメディアの根源的な機能を実現して見せてくれているようだ。Webや携帯端末 ようにも情報を発信しているがそれはあくまでも補完的なもので新聞があくまでも主なメディアになっている。山田氏のやっていることは日本の大新聞から見れ ば小さな小さな実験に過ぎないかも知れないが、多くの示唆に富んでいる。これからの新聞のありようを考える時、参考になる試みだ。もっとも日本の大新聞の 経営者にはこのような新聞の初心に帰ったような見方は到底できないだろう。朝日にしても日経にしても、思い切ってリストラ(人斬りではなく本来の意味で) してスリム化しそれぞれ専門性を生かした新聞を目指すことはできないものだろうか?800万だ1000万だとか言う水ぶくれした読者数を守るのではなく、 アメリカのQuality Paperのような姿になることがビジネスとしての存続に繋がるし、読者もそれを望んでいると思うのだが。

ちなみにPC向けにPDFで発信している情報はアイドックの
KeyringPDFのDRMが使われていた。このブログを書くまで知らなかったので嬉しいサプライズだった。 


ePUBの対応を始めます bookend

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多くの皆様をお待たせしてしまいましたがbookendでのePUBのサービスを発表いたします。

アイドックでは今年も引き続き皆様にDRM技術をコアとした多彩なサービスをお届けしていきたいと考えております。いっそうのご愛顧をお願いいたします。

さて、今年も積極的にセミナーを開催して皆様にKEYRING.NETのサービスの内容を知って頂きたいと考えております。1月は20日と27日の 二回です。 内容は、iPad/iPhone用のbookendによるePubサポートとMac用のbookendのご紹介です。 電子出版もいよいよ本番を迎えePubやMacなど幅広いフォーマットとプラットフォームのサポートが求められています。セミナーではこれ以外にも今後予 定している開発の計画をお話させていただきます。

この度、ご参加者特典といたしまして新規のご契約の場合、 bookend(ブックエンド)の初期費用 198,000円が無料になるキャンペーンを行います。この機会にぜひご参加いただけますようお願い申し上げます。

ミナープログラム
1. bookendで広がる電子出版の世界
2. PDFとePub、オープンなフォーマットで電子出版を行うメリット
3. PDFでもePubでもDRMで安心して配信
4. DRMがあるからこそできる多彩なビジネス
5. コンテンツ保護とユーザビリティーを両立できるサービス
6. 出版社、販売会社、ユーザーにやさしいシステム
7. 電子出版マーケティング機能も搭載
8. 今後のbookend機能拡張内容と予定
9. bookendでの電子出版ビジネス展開事例
10. アイドック製品紹介(今日から電子出版、KeyringPDF)

凄いサービスが始まった eBook Exchange

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screen_shot_20110107_at_14113_am_2.pngeBook Exchange.incがAmazonまたはBarns&Nobleで買った電子書籍の貸し借りをマッチングするサイトを公開した。eBook Exchange

仕組みを簡単に紹介する。例えばAmazonで買った電子書籍を「貸します」といってリストに登録する。借りたい人はリストから自分の読みたい本を 選んで「借ります」と登録する。マッチングが成立すると貸し手にメールで連絡が行く。貸し手はAmazonのサイトで借り手に貸すための手続きをする。後 はAmazonの仕組みで14日間借り手はその電子書籍を読むことができる。貸し手はその間はその電子書籍を読むことができない。14日間が終わると電子 書籍は貸し手の元に戻る。本当にeBook Exchangeはマッチングをしているだけだ。

興味あるのはそのビジネスモデルだ。借り手は借りる前でも後でもいつでもContributionをすることが求められている。ただし、これは Optionなのでまったく支払わずに借りることもできる。貸し手はリストする際に希望のContribution額を設定することができる。eBook Exchangeは2011年の間の利益はすべて児童の読書啓蒙のために寄付するとしている。100% of eBook Exchange profits in 2011 will go to charities focused on childrens' literacy and fostering a love of reading as an education multiplier. Lend an ebook; do some good. つまり、貸し手にはなんら支払いは行われない。eBook EchangeのVisionとしては、電子本を死蔵させずに社会のために有効活用しましょう。そして借り手はContributionを行いそれは児童 の読み書き能力増進などのために使いますって言うわけだ。

将来的には著作権者への二次ライセンスの還元など電子本のより有効な活用を提案していくとしている。単に紙の代わりに電子になったというだけでな く、電子であることの利点を活かして、作者、出版社、書店、読者、社会のためになる仕組みを作りたいとVisionを語っている。もちろん、自らのサービ スでの収益も目標にしていることは隠していない。2011年の全ての利益を福祉に還元すると言っているが、それは全てをボランティアで行うという意味では なく必要なコストは当然回収するということだ。

電子本の社会レベルでの利用をこうして高めるというのは大賛成だが、果たしてこのビジネスは成立するのだろうか?まずはAmazonや Barns&Nobleはこうしたことを納得しているのだろうか?出版社はどうか?作者は?紙の本で比較すると、ブックオフはその収益を著者への 二次印税として還元したり社会に還元するって言わなければならなくなる。別に電子でなくても同様の仕組みは実現できるのだから。などなど、私なんかはすぐ 否定的なことを考えてしまうのだが、こういったことをすぐに実行するベンチャーそしてそれを許す社会が羨ましい。日本では電子本の各プラットフォームは自 分の中に閉じこもることしか考えていないので本人が他の端末で見ることさえ許されていない。ましてや他人との間で貸し借りを斡旋するなど別の世界の話だ。

本来DRMというのはこうした新しいサービスを構築するベースとなる技術で、実際に著者や他の権利者への還元なども厳密に行うことができる。Keyring,netもこうしたチャレンジを続けていきたい。

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プロフィール
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アスキーにてMS-DOSなどマイクロソフト製品の日本市場導入にかかわり、西社長(当時)やマイクロソフト社長ビル・ゲイツ(当時)から薫陶を受ける。99年アイドック株式会社を創業、05年PDFコンテンツの著作権保護ソリューション「KeyringPDF」を開始。07年、国内初のSaaS型FLASHコンテンツ保護ソリューション「KeyringFLASH」を開始した。デジタル著作権保護の第一人者。趣味はフライフィッシング、東京外国語大学卒、東京都出身。
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