なるいのDRM進化論
ITmediaのオルタナティブブログにもより幅広い話題で執筆しています。
抄録をこちらに載せていますので、ご興味ある方はITmediaの方もご覧ください。
多くの皆様をお待たせしてしまいましたがbookendでのePUBのサービスを発表いたします。
アイドックでは今年も引き続き皆様にDRM技術をコアとした多彩なサービスをお届けしていきたいと考えております。いっそうのご愛顧をお願いいたします。
さて、今年も積極的にセミナーを開催して皆様にKEYRING.NETのサービスの内容を知って頂きたいと考えております。1月は20日と27日の 二回です。 内容は、iPad/iPhone用のbookendによるePubサポートとMac用のbookendのご紹介です。 電子出版もいよいよ本番を迎えePubやMacなど幅広いフォーマットとプラットフォームのサポートが求められています。セミナーではこれ以外にも今後予 定している開発の計画をお話させていただきます。
この度、ご参加者特典といたしまして新規のご契約の場合、 bookend(ブックエンド)の初期費用 198,000円が無料になるキャンペーンを行います。この機会にぜひご参加いただけますようお願い申し上げます。
セミナープログラム
1. bookendで広がる電子出版の世界
2. PDFとePub、オープンなフォーマットで電子出版を行うメリット
3. PDFでもePubでもDRMで安心して配信
4. DRMがあるからこそできる多彩なビジネス
5. コンテンツ保護とユーザビリティーを両立できるサービス
6. 出版社、販売会社、ユーザーにやさしいシステム
7. 電子出版マーケティング機能も搭載
8. 今後のbookend機能拡張内容と予定
9. bookendでの電子出版ビジネス展開事例
10. アイドック製品紹介(今日から電子出版、KeyringPDF)
4月にDRMについて書いて「つづく」と締めてから5ヶ月も放置してしまいました。この間いろいろな方にお叱りや励ましをいただいたりもしました。諸事に紛れて、またはTwitterにかまけてブログを放置してしまったことをお詫びします。これから心を入れ替えて精進いたしますのでお許しください。ということで再開の最初は初めから手を抜いて今週ある会で講演させていただいた時に使ったスライドから最初の三枚をUPいたしました。DRMについての思いといつも考えている電子コンテンツを使った書籍流通の考え方をしめしています。コメントも多く書いてあるのでぜひ読み取ってください。さて、来週の7日にBBA(Broadband Association)主催のコンテンツ&アプリケーションWG第1回講演会 2010年10月7日(木)、海運クラブ(東京都千代田区)にて、「電子出版による流通の変化」~見えてきた電子出版流通の課題~をテーマに講演いたします。お時間と興味のある方はぜひご参加ください。
出版社にとって始めて電子出版を始めようとするとどうしてもいろいろなことを用意しなければならなくなります。書籍の電子化(PDF化)はもとより、その商品としてのセキュリティの確保(DRM)、読者への配信方法、読者への課金方法など様々です。でもやり方によってはもっと簡単に安全に行うこともできるのです。
「今日から電子出版」を使うことにより、出版社は書籍をPDFで用意するだけで電子出版を始めることができます。PDFをサーバーにアップロードして暗号化と閲覧条件の設定を行います。暗号化されたPDFファイルをお客様にどのような手段で渡しても構いません。そのファイルは認証キーなしでは絶対に開封できないからです。サーバーで必要な数の認証キーを作成して読者にはその認証キーを渡す(販売する)ことになります。認証キーの渡し方も自由です。メールで送ってもいいし、紙に印刷したものを渡すこともできます。場合によっては電話で口頭で伝えることさえできます。
認証キーを貰った(買った)読者はそのキーを使ってPDFファイルを閲覧することができます。一つの認証キーで設定された台数のPCでPDFを閲覧することができます。例えば認証キー一つで100台のPCの閲覧できるように設定しておけば、会社などへのコーポレイトライセンスができます。同じ認証キーを共有して100台のPCまで見ることができます。
「今日から電子出版」の基盤となる技術は「ドキュメント認証」です。ですから閲覧条件として、印刷部数の制限、期間の制限、オフライン閲覧の期間制限などKeyringPDFの機能をそのまま使うことができます。
価格も考えました。これまでのドキュメント認証では毎月の定額によるSaaS提供でしたが、出版社の要望に答えてもっと柔軟にサービスを使っていただけるように、一定の金額をプリペイドしていただいて、利用に応じて引落して行く方法を用意しました。これにより毎月定期的に販売(配布)が行われない場合でもサービスを使っていただくことができます。またプリペイド方式の中に二つのモデルを用意して、少数の点数の書籍を多数の読者に販売する場合でも、多くの点数を少数の読者に販売する場合でも利用いただけるようになりました。
ぜひご検討ください。今月は2月25日に「今日から電子出版」の利用セミナーを行います。空席はわずかになっているようですが、お申し込みをお待ちしています。