導入事例 > ケイバブック 様
ネットを活用したメディア配信のパイオニア。
セキュリティと使い勝手を向上させたKeyringPDF導入の経緯とは。
名称 | 株式会社ケイバブック 様 (URL:http://www.keibabook.co.jp/) |
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業種 | 競馬専門紙・週刊誌等出版物の発行 |
課題 | 以前のパスワードによる保護システムはセキュリティが脆弱な上に使い勝手が悪く、問い合わせが絶えなかった。 |
効果 | セキュリティと使い勝手が両方とも向上し、クレームもほぼゼロに。 |
導入製品 | KeyringPDF for ダウンロード販売 |
- 競馬ブック様の歴史は最先端のメディアの歴史とも言えると思いますが。
平成12 年からIT での情報提供を進めました。
まず、iモードの公式サイトでの情報提供を始め、平成13 年にメールでの情報提供「ネット・メール新聞」を発刊、平成14 年に有料での情報検索サイトを立ち上げました。
「競馬ブックのトラックマンが使っているデータベース」いうのが売りでした。今の「競馬ブックweb」です。
平成17 年に「競馬道OnLine」からA4 ネット新聞の提供を始めましたが、セキュリティが脆弱な上に使い勝手が悪くて、とにかく問い合せ、質問が多くて往生しました。
セキュリティも脆弱でしたし。
そんな中でKeyringPDF を知り、問題点を克服して現在に至る、という感じです。
弊社の社是は共存共栄です。オーナーが一人勝ちを好まないヒトで。競馬専門紙という業界が繁栄するためには、どこか一社だけが突出してもだめ、という考え方です。皆がシェアしあい、協力しあうことで、業界が大きくなり、その結果、弊社も大きくなれる、と。
なので、同業他社さんのシステム構築などを積極的に行って、協力関係を築いています。
なかなか、他の業界ではないことですよ。キリンがアサヒの工場を造るようなもの、と言ったら言い過ぎですかね(笑)。
- KeyringPDF の導入に到る経緯をお伺いできますか。
ネット新聞は平成13 年から、セキュリティ無しで提供し、平成17 年の「競馬道OnLine」よりA4ネット新聞を提供時するのにあわせて、ID・パスワードによる管理を行なうようになりました。
でも、このシステムは、新聞を開くたびにID とパスワードを要求するので、ユーザーにしてみれば、めんどくさい。そして、それだけユーザビリティを犠牲にするのに、セキュリティが万全かといえば、そうでもない。ID とパスワードが流通してしまえば、誰でも、何回でも閲覧できてしまいます。セキュリティの意味ないんです(笑)。それと、基本的に画像ソフトだったので、文字の解像度が低くて読みにくい弱点もあった。
そんな状態だったとき、オッズ・パーク様から、会員に向けてのサービスとして、100 部限定のウェブ配布の情報紙を作って欲しいというお話をいただきました。
条件はきちんと部数が限定出来ること。「ばらまかれては困る」、不正利用につながると。
なにしろ、地方競馬の馬券を発売する、いわば、公的団体に近い会社ですので、そういう権利関係については厳密すぎるくらい厳密なんです。
どうしたものかといろいろ探していると、オッズ・パーク様の方から、「こういうシステムがあるみたいだ」と紹介していただいたのが、「KeyringPDF」だったのです。
早速、アイドックさんと打ち合わせさせてもらうと、手間はないし、権利保護もしっかりしている。
よし、いこうか、ということで、導入させてもらいました。
導入させてもらって、びっくりしたことがあります。ほぼノークレームだったのです。今まで使っていたセキュリティシステムをKeyringPDF に切り替えた時、抵抗もなければ、質問も来ない。「なぜ変えるのですか、使いにくいじゃないですか」という声もなければ「どうやって使うんですか?使い方を教えてください」という質問もない。
それだけスムーズに動いたし、わかりやすかったのでしょうね。
普通は、どんな便利なシステムでも、最初はクレームや質問は来るものなのですが。
敢えて言えば、印刷制限を2枚に設定したのが、少なすぎるという声があったくらいかな。