導入事例 > 日本電気株式会社 様


P2P技術を活用して配信される公立学校向け教材コンテンツの著作権をKeyringSWFで保護。
導入の経緯について伺いました。
| 名称 | 日本電気株式会社 様 (URL:http://www.nec.co.jp/) |
|---|---|
| 業種 | 文教向けICTソリューション提供 |
| 課題 | P2P配信されるPDF/Flashコンテンツの著作権保護 |
| 効果 | 短期間・低コストで著作権保護に対応したP2P配信システムを構築できた |
| 導入製品 | KeyringSWF for ダウンロード販売 |
- コンテンツ配信システム「Naopieces(ナオ・ピース)」の目的をお聞かせください。

電子コンテンツの普及と校内LANの活用を目的とした、NHK教育用映像配信実証実験「オアシスプロジェクト」への参加を契機に、コンテンツ配信プラットホームとして「Naopieces(ナオ・ピース)」を構築しました。その仕組みを映像以外の教育用コンテンツについても活用すべく、08年度にある地方自治体と東京書籍株式会社様のご協力を得てP2Pによるコンテンツ配信実験を行いました。102の小中学校に対して英数理のデジタル教材を配信し、P2Pネットワーク実験協議会(現・ネットワーク高度利用推進協議会)の実証実験としても位置づけられています。
- 著作権保護(DRM)の仕組みとしてKeyringSWFを採用された理由は。
P2Pによるコンテンツ配信にあたり、著作権保護は必須の要件でした。東京書籍様から提供を受けたコンテンツがFlashとPDFだったため、これを保護することのできる著作権保護ソリューションをいろいろ探しました。費用体系やP2P配信という要求仕様からアイドックさんのものしかなかった、というのが正直なところです。
アドビさんのDRM(編注:Adobe LiveCycle Rights ManagementとAdobe Flash Media Rights Management Serverのこと)は、構築にマンパワーが必要で料金も高いので、今回の実証実験向けとしては荷が重過ぎました。また、韓国製のDRM製品もありましたが、何かあったときのサポート体制に不安があったのと、保護がきつすぎてWordなどの他アプリケーションに障害がでてしまうなどの問題がありました。
そこで、日本製のもので、導入に手間がかからず、料金も手ごろだったKeyringPDFとKeyringSWFを採用したのです。
- システム連携を実装した感想やユーザーの反応はいかがですか。

「Nao Pieces」のユーザー認証システムとKeyringのライセンスサーバーとのシステム連携は非常に簡単で、作業期間は1~2週間でした。ライセンス設定APIの仕様書をいただいて、実装して、すぐ動いた、という感じです。テスト環境の構築の方が時間がかかったくらいです。(笑)
ユーザーへのクライアントソフトのインストールも特にトラブルはありませんでした。著作権保護コンテンツの閲覧もほとんど問題はありませんでしたが、現在はFlashコンテンツしか守れないので、HTMLに含まれる画像なども保護できると助かります。教材会社からお預かりするコンテンツはFlashで表示する画像とHTMLで表示する画像が混在しているものもあり、それらを選別して暗号化することが事業化した際に実質不可能だからです。