2007年11月14日発行(第9号)

このメールマガジンは、アイドック株式会社へお問い合わせいただいた方、お名刺交換させていただいた方へお届けしています。
ご採用企業さまご紹介【第3弾】 (4回連載・その1)
グランスフィア株式会社
2000年創業。新しい経済活動の創造、社会に求められる企業を目指す。
デジタルコンテンツ流通の市場の確立というパラダイムシフトに挑戦。
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● DRM(デジタル著作権管理)が開く、新しいビジネスの地平。 「デジタルコンテンツ王」を掲げ、コンテンツビジネスのインフラ整備を主導するグランスフィア社が考えるDRMの重要性とは。
糸山氏:
現在「デジタルコンテンツ流通」として括られる市場は2.1兆円と言われています。
その中でパソコン向けとして、デジタルの形で流通しているものは、1000億円に満たないのです。
5%程度です。
と言うことは、残りの95%は、デジタルにシフトさせることが出来得る宝の山です。

全部などといいません。
ほんの数%をシフトさせただけで、1000億規模の市場が成立するのです。
このポテンシャルは非常に大きい。
実際、流通している「コンテンツ」は、デジタルの形式で流通させた方が合理的なものも数多くあります。

デジタル化すれば、在庫管理の負担が無く、物流の負担も無く、そして即時に決済出来るので資金回収が早いなど、多くのメリットがあります。
逆に、デジタル化によるデメリットはほとんどありません。
本来なら、デジタル化の波はもっと早く来てもいい。

そうなっていないことの一因は、デジタルデータのまま安全に流通させる手段が簡単には手には入らなかったこともありますが、今までの販売・流通の方法から転換することへの抵抗感も多少は影響していると考えています。
今はそういった障壁を取り去って、デジタルコンテンツ流通という市場を創造していく非常に良い時期だと考えています。

デジタルコンテンツ流通に関して、DRMはかえって障壁になるという意見もあります。
確かに、一理あるのですが、一面しか見ていないともいえる。



単価が安く、大量流通が可能な大衆向けのエンタテイメント系のコンテンツの場合、多くの技術と費用をかけてDRMで保護するメリットは、実際あまりない。
あくまでも経済合理性においてですが。
すべての商品の完全な正規流通をめざして、結果、消費者の支持を得られず販売量が減るよりは、よりシンプルな方法で、より多くの商品を販売した方が、利益が上がるのは事実でしょう。

その一方で、希少価値が比較的高い情報は、単価が高く、需要も限られている。
ネットだからこそ流通できるようなこうした情報がDRMフリーになってしまうと、情報提供者が、その情報の価値を回収出来なくなる可能性が高くなる。
そうすると、情報自体が市場から淘汰されてしまって、供給がなされなくなる。
これは、経済的にも文化的にも大きな損失です。

デジタルコンテンツ流通には、こういう二面性があることを考えた上で、DRMについての議論があってもよいのでは?と思います。

グランスフィアが提供する 「デジタルコンテンツ王」は、 マスマーケットを対象とした、DRMフリーが可能なコンテンツではなく、 ロングテールマーケットに向けての、きちんとしたDRMを伴ったコンテンツビジネスに ご利用いただくことを念頭においています。



次回予告:ご採用企業様ご紹介【グランスフィア株式会社様 第2回】
●「デジタルコンテンツ王」
デジタルコンテンツビジネスにおけるロングテール市場のインフラとして、 グランスフィア社が提供するASP「デジタルコンテンツ王」。 その魅力と狙いを伺いました。



今号から紹介するグランスフィア様は、「デジタルコンテンツ王」というサービス名で、ネット流通上でのコンテンツ課金・各種決済・配信・EC・会員管理をオープンソース技術で実現されています。
そのサービス内の、PDF販売のDRM(デジタル著作権保護)の部分でKeyringPDFを利用いただいています。

デジタルコンテンツ王は、デジタルコンテンツを保有するオーナー様にも、購入するユーザー様にも安全で簡単なシステムです。
オーナー様は保有するデジタルコンテンツごとにデジタルコンテンツ王のインターフェースを利用し金額や購入条件を設定。その際発行されるURLをサイトに貼るだけで課金・決済・配信を完了することが可能です。
販売するコンテンツの形式にPDFを利用し、DRMを希望する場合はKeyringPDFを利用することができます。こちらも簡単な操作で、閲覧期間や回数、印刷の制限等、KeyringPDFが持つ機能をそのままご利用いただけます。

このように、安全で簡単なデジタルコンテンツの流通を、グランスフィア様とアイドックが手を組むことで実現しています。

このサービスを多くの方々に知ってもらうために、さる11月1日にグランスフィア様とアイドックにて共同セミナーを開催しました。
次号のコラムではその共同セミナーの内容についてお伝えします。


●セミナー当日の様子




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