●「グランスフィアミーツアイドック」
グランスフィア様のASP
「デジタルコンテンツ王」
のドキュメントコンテンツDRMを、「キーリングPDF」がお任せいただいています。
グランスフィア様とアイドックの出会いや、現在に至るまでのグランスフィア様の軌跡をお話しいただきます。
糸山氏:
デジタルコンテンツ王は、3年前、動画と音声の配信からスタートしました。
おかげさまで一定の評価をいただき、業務拡大にむけて、取扱分野を広げることになりました。
次に考えられるコンテンツはドキュメントの分野です。
ドキュメントの配信ならPDFだ、PDFならアドビ社さんだ、ということで、真っ先にご相談に伺いました。
ところがアドビさんの技術は、企業内での情報セキュリティの管理が主眼となっており、機能は非常に豊富なのですが、コンシューマービジネス向けの設定にはなっていなかったんです。
さらにシステム構築にかかる金額もかなり高額になりそうで、とてもコンシューマー向けのシステムとして提供できるものとは言えなかったのです。
と言う訳で、導入断念。
そんな問題点を一気に解決してくれたのが、キーリングPDFだったのです。
操作が直感的に分かりやすく、PDFとして使う部分に何ら支障がない。
しかし守るべきところはしっかり守っている。印刷の制限も出来る。
デジタルコンテンツ王をご利用のお客様からは、使いやすくて完成度が高いと、おおむね好評価をいただいております。
今度、キーリングシリーズにFLASHが登場するそうですが、弊社も大きな関心を持って注視させていただいて居ります。(よろしくお願いします:アイドック)
●糸山様にご説明する、アイドック 成井。
実は、キーリングPDFを導入するずっと以前から、アイドックさんは存じ上げていました。
いぶし銀のような会社さんと言いますか。
職人的なプロたちの集団、というイメージを持っています。
最初にお名刺交換させていただきましたのは、弊社の創業間もない時期だったと思います。
その頃、グランスフィアは、映像音楽の配信を主業務として事業化を目指していました。
アイドックさんもその方面の技術をお持ちで、コンタクトを取っていただいた様なんです。
その時は、時代がまだまだ早すぎたこともあって、ビジネスとしてアライアンスを組むところまでは行きませんでした。
今にして思えば、あの事業は2003年以降の、ブロードバンドの一般化を待たなければいけない事業だったんです。
2005年にiTuneStoreが登場して、コンテンツの有料流通のコンセンサスが、やっと一般に得られた訳ですから。
我々が目指した事業の考え方に、ようやく時代が追いついて来たと言えます。
そんな状況でしたから、2001年には映像音楽配信事業から一旦撤退し、システムの受託開発事業を主業務とすることになりました。
幸い、完全オーダーメイドのシステム構築が出来る会社として各方面からお声掛けいただき、クチコミにより着実な成長をさせて頂いてまいりました。
ただ、こういったインディビジュアルな営業は堅実ではありますが、ダイナミズムに欠ける部分は否めません。
弊社へのご信頼はありがたく承りつつ、成長性を確保出来るマスプロダクト分野へ提供出来るものはないか。
デジタルコンテンツ王を投入し、インターネットの特性を追い風に、「『ニッチ』なニーズ向けのビジネスができる仕組みの提供を積み上げてマスにする」というのが一つの結論でした。
実際、インターネット上で起業するコンテンツプロバイダーは増加し続けていますからね。
次回予告:ご採用企業様ご紹介【グランスフィア株式会社様 第4回】
●「失敗は、する。だからこそ~」
DRMによるデジタルコンテンツ流通のリーディングカンパニーを目指すグランスフィア様。
今後の方向性と、糸山CEOのビジネスポリシーを伺いました。
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